第51羽 マズローの自己実現論

マズローの自己実現論

心理学で有名なマズローが心理的欲求を5段階説で説明したもの。

第1段階は生理的欲求

生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求。

呼吸、飲食、性、睡眠、排せつ、気温調節、活動など人の生命維持に関わるもの。

第2段階は安心・安全の欲求

身の安全、身分の安定、生活の安定、健康な生活、他人への依存、不安・混乱からの解放、構造・秩序・法・制限などを求める欲求。

第3段階は所属と愛の欲求

集団への帰属や愛情を求める欲求であり、「帰属の欲求」「社会的欲求」とも表現される。この欲求が満たされない状態が続くと孤独感や社会的不安を感じやすくなり、時には鬱状態に陥るケースもある。

第4段階は承認の欲求

「尊厳の欲求」や「自尊心の欲求」とも呼ばれる。

この承認の欲求は2つに分かれます。

  1. 自己の自己に対する評価の欲求…自己をより優れた存在と認める、自尊心とも言えるものへの欲求。強さや達成、熟達、能力への自信、独立や自由などを求める欲求。
  2. 他者からの評価に対する欲求...他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求。評判や信望、地位、名誉、優越、承認、重視などを求める欲求。

この承認の欲求が満たされると、自分は世の中で役に立つ存在だという感情が湧いてきます。

逆に満たされないと、焦燥感や劣等感、無力感などの感情が現れてきます。

第5段階は自己実現の欲求

「存在欲求」とも呼ばれ、自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求。

下位の欲求(欠乏欲求)が満たされると、人は自分に適していること=自分が好きになる仕事をして最終段階の「あるべき自分になる」=自己実現を満たすことを望むようになるのです。

最終段階自己超越の欲求」

「自己超越」は、”目的の遂行・達成のみを純粋に求める” という領域を指し、見返りを求めず、自我を忘れてただ目的のみに没頭する様。

マズローが晩年に発見したとされる。

マズローいわく「自己超越」の領域に達することができるのは全人類の2%程度とのこと。

ミハイチクセント・ミハイが提唱した「フロー体験」と同意義のものと思われる。

また、ロジャースはこの理論を発展させ自己実現化に向け、誰でも懸命に取り組めば、至高体験することができるとし、人々に提唱した。彼は、幼少期のしつけ、特に母親の役割が成人してからのパーソナリティを決定する重大な要因だと考えていた。

まとめ

第1段階を下にしてピラミッドのような構図で5段階の欲求が描かれている。基本的に下の欲求が満たされると、上の欲求が生じるものであり、このピラミッドの階段を上ったり下りたりしながら、欲求が動機づけとなって、自己実現に向けて人は行動を起こし続けるというものである。(しかし、この欲求は人によっては必ずしも1段階から順に現れるものでもないという。)

参考元

https://jibun-compass.com/maslow

https://ferret-plus.com/5369

https://matome.naver.jp/odai/2138276425484692401

漫画心理学入門:ナイジェル・c・ベンソン著

人は何を求め生きているのでしょうか?

人は幸せを求めて生きています。

最終には人は自分の能力の適した好きな仕事に没頭することで他者に幸せになる役に立つものを与えて、愛になるものを得るのです。

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