第53羽 シンクロニシティ

シンクロニシティ

シンクロニシティとは偶然の一致と訳されるもので、スピリチュアルの世界では何か運命的な出会いのような不思議な偶然的一致のことを指します。

私もスピリチュアルに興味ある一人ですが、このような偶然の一致は生きてきて運命の転換期のような時に幾度か経験している。

簡単なシンクロは死んだ父と娘の誕生日が昭和か平成の違いで年月日が一緒だったということ。娘につけた名前が、父が私につけようとしていた名前に似ていた(ローマ字表記では同じ)。そのことを知っていてその名前を狙ったのではなく、このことは母に後で聞いて知ったので偶然の一致と言える。

しかし1番強く感じたシンクロニシティは学生の頃でした。

特に何かを追い求めていた訳でもなかった私は将来何になるというあてのないまま生きていた。

高校もあまり行きたいと思っていなかった高校だったのもあり、高校3年生になっても自分が特にやりたいこと、やれることが見つからなかった。最後は諦め半分、何か簡単に取れる資格でも取って、その資格を活かして生きていければいいぐらいにしか思っていなかった。

高校最後の冬、もう進学もただ推薦で行くこともほぼ決まり、なんとなく過ごしていた。

ある日、学校に滋賀県の知的障碍児の施設の止揚学園園長という福井達雨先生が講演に来校した。

何となく聞き始めたけれど、死んだ父に似た風貌。これだけでも衝撃的。

あなた方の中の7パーセントの人はこういう障害の子の親になるだろう。と語っていた。誰も障害者の親になるとは思ってもないだろう、そう思って衝撃を受けた。他の内容は特に覚えていないが『僕アホじゃない人間だ』という本を書いているということと、最後に「この中で私の話を聞いてこのような仕事に就いてくれる人がいることを願っている。」というようなことを言って講演は終了したことだけを覚えている。

福井先生も父と同じクリスチャンだった。死んだ父に何か言われた気がした。

帰ってそのことを母に話をすると、母と結婚する前に父もそのような施設で働いていたことがあった。と話をする。さらなる衝撃を受けた。

父の義兄が知的障害児施設、八幡浜学園の初代園長をしていて、その思想(キリスト教精神でその施設を運営していた)に共感しそこで数年働かせてもらいながら世話になっていたという。結局、教員の資格がなかったこともあり、ボヤ騒ぎで責任を負って父はそこから去り、その仕事は断念したという。

その福井先生の講演の前にはボランティア好きの友達が知的障害者の施設で働きたい、同じ短大に行こうとしていた彼女は私が行こうとしている学科とは違う学科で取れる社会福祉主事任用資格でそのような施設で働けると話していた。

奉仕精神皆無の私はただその時「ふ~ん。」と話を聞いているだけだったが、後で考えるとこの話も偶然の一致の一環であった。

何か死んだ父が福祉の道を行けと後押ししているように感じた私は、翌日担任に推薦の学科を変えて欲しいと話しに行った。結局、推薦は変えられないということで、推薦を取り消し一般入試で入る結果となったが、その学科に入ることができた。

この後、短大では障害者福祉論という教科で元八幡浜学園の3代目園長だという先生が講師として私の前に現れた。このことも母に話をするとその先生を知っていて、父は一緒に働いていたという。

そこでその先生に話しかけてみた。父のことも覚えているという。

社会福祉原論の教授にそのことを話しすると、そんな知り合いがいるなら就職を世話してもらいなさい、という。

先生は特に父に義理はないが私の義伯父に恩があるからと、そういう訳で就職まで世話してもらって福祉の仕事に就くことになった。

そこで4年働いたが、結婚してあっさり辞めることになった。

あんな衝撃的なシンクロニシティがあったのに、あっさり辞められたことにちょっと疑問を感じてもいた。

しかし現在、離婚して自立を迫られた私は資格を新たに取り直し、違う形で福祉の仕事に戻っている。

私自身の夢に近づくために、子どもに関わる福祉を選んでいる。

私にとって福祉に進むことが重要だったのはこのブログを書くことだったのではないかと思い始めている。

短大で最初に習ったのは、福祉とは幸せという意味、だった。

このブログは幸せ探しをするブログだから。

シンクロニシティは生涯にわたって起き、運命の導き手はあります。

しかし、運命にばかり頼るのではなく、チャンスを活かす努力も必要です。

努力がないと私のように時間が掛かりすぎてしまいます。努力が運命を後押しするのです。

でも努力と言っても嫌なことをし続けるのでもなく、これからの時代は自分が好きで興味あること、好きで没頭できることをできるだけ多く集めてください。

これからは自分が好きで興味ある仕事で人の役に立って生き、幸せを掴んでいく時代に変換されていくというのですから。

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