第55羽 怒りとは

怒りとは

私達は苦を抱えて生きています。生きるとは即ち大なり小なり苦の連続なのです。

苦から逃れるために私達は何かを期待し行動します。期待して期待した通りになると、幸せを感じ、期待した通りにならないと怒りに変わります。

期待とは欲求でもあります。

怒りは欲求を脅かされると顕れるものでもあるとも言えます。

生きている間、怒りは常に付きまといます。

怒ることは毒です。毒は放置すると増え広がります。毒を持ったまま生きるとさらに不幸を招くことになります。

みんな苦しんで生きています。自分だけが苦しんでいるのではありません。

私達は苦の連続から解放されたいと願いながら生きています。

例えば、誰かが何かをやって叱られている人を見て、それを回避する側になる方が楽だと判断する人も大勢います。怒りを貰うとさらなる苦しみになるからです。

誰にでも失敗はあるけど、失敗から学んで過ちを2度としないと思う方が楽に生きられると思うのも怒りを貰わないようにするためです。

怒る者をみんな嫌なものに思います。

自分が苦から逃れようと怒る者もいますが、必ずしも怒る者に愛が無いと思わないでください。

期待するのは幸せになることを期待するからです。

期待とは希望でもあります。

親は子に幸せになってもらいたいと希望します。親が子を叱るのは社会で幸せに生きることを希望するからです。期待されないということは見放されているということでもあるのです。

若しくは、怒りは幸福を得るために突き動かす原動力にもなります。

怒りが欲望になり、欲望が動機となって人を動かすのです。

人に怒りをあげない、貰わないようにするには、互いに理解、協力、援助することです。

自己啓発では赦しを薦めます。赦しは毒を中和する役目をするからです。

赦しは怒る者のさらなる怒りを消し去ります。

赦しはあなたに平安を与えます。

しかし、一番薦めるのは感謝です。

感謝は毒を消す役目をする上、怒りを貰わないようにするものです。

できるだけ感謝して生きることを心掛けてみてください。

怒りのない生活にすることであなたに平安を与えるでしょう。

幸せになる希望を貰おうとしてください。

人は皆、苦から逃れようとして怒るけど、本当は怒りを貰う生き方こそ苦です。

そう、自分にできることで誰かの役に立つ生き方をした方が、気持ちが楽になると気付いてください。

それが最も人の評価をあげるものになるからです。

自己評価を下げるような生き方は苦しみを貰い続けます。

苦の解放とは怒りの連続の解放であり、愛になり幸せになれるのです。

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