第60羽 アドラー心理学 簡易版

*素人が自生したきのこを採取して食べるのは危険です。

アドラー心理学

アルフレッド・アドラーとは

1870年オーストリア出身。ユダヤ系。

ウィーン大学の医学部を卒業して医師としてキャリアをスタート。

フロイトやユングと並ぶ心理学の巨匠。

フロイトと決別したため、日本ではあまり評価されていなかったが、2013年出版、岸見一郎の「嫌われる勇気」で脚光を浴び、日本で再評価された。

人は無力な存在で生まれてくる。

生存本能で誰かに愛されようとする。

そこで、他人の評価を気にして生きていくことになる。

だから、誰かと競争して自分の評価を上げようとする。

上下関係で自分を優位に立たせようとする。

他人から評価されると、しばし幸福感を味わえるが、それは束の間ゆえに承認欲求に終わりはない。

それは他者をコントロールしようとする行為に繋がり、また他人にコントロールされるものにもなる。

そして、その原因を追究することで、自分自身を苦しめることになるのである。

原因は存在しない。すべての行動には目的がある。

感情は目的を果たそうとする道具である。

特に怒りという道具は安直に人をコントロールしようとするものである。

怒りという道具を使う必要も、あれこれ原因を考える必要もなく、何が目的であるかを考え、これからどうするかを考えて課題を乗り越える。

人生の目的は幸せになること。

他者に好かれようと自分を偽って生きる必要はない。

自分自身でありのままの自分を認め、自分自身を愛することが幸せである。

そのためには、自分の課題と他者の課題を切り分ける必要がある。

人の悩みはひとえに人間関係の悩み。

上下関係の社会から脱却して、対等な人間関係を築くことで悩みは解消していく。

それは、競争社会ではなく、協力社会で可能となる。

協力社会では無条件に他人を信頼し、尊敬の念を持って接すること。

他人を信じることは自分を信じることであり、自分自身を受け入れることである。

自分を愛せば、他者を愛することができ、他者を信頼と尊敬の念を持って接することができる。

自分を愛せるようになるには誰かより優位に立つ必要はなく、自己犠牲ではない他者貢献をすること。

他者貢献も、人に認められる必要はない。自分自身が満足すればいい。

そう、誰かの役に立っていると感じた時、また自分を認める存在となり、幸せを感じる者になる。

そして、変わる勇気が全てを変えていくのである。

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