第72羽 今あるものを感じる

今あるものを感じる

人間以外の動物は過去も未来もなく、ただ今だけを精一杯生きているというのに、

私達、人間の多くは過去に後悔し、未来に不安を抱きながら生きている。

キリストは言う

明日を思い煩うな

明日のことは明日考えるようにと

最近マインドフルネスという言葉をよく聞く。

「いま、ここ」を感じるということ。

ヨガや瞑想で無我の状態になったり、自然を散策して自然を感じ満喫する、

今、目の前にある食事をじっくり味わう等。

私達は幸福を探し求めて、誰かと比べて、ないものを数えて生きてきた。

そろそろ、本当は必要なものはあるということに気付いて、

自分に備わっているものは、何があるのかを数えて生きてみよう。

例えば、朝のコーヒー一杯でもじっくり考えながら味わってみる。

このコーヒーを飲むために、どれほど多くの人の手がかかっているのか?

栽培する人、栽培する道具を作った人、運送業者、

運送する車や船やコンテナを作った人、

仲買人や、製造御者、販売業者、

製造機械を考えた人や作った人、

パッケージの材料や製造機械の材料を採掘した人や業者、

製造ラインの建物を建てた人やその材料、

水道や電気もまた、沢山の手がかかっている。

考えるときりがない。

こんなに苦労して私の元まで届いて、心を和ませてくれている。

ありがとう。

感謝しかない。

毎日、洗濯した清潔な洋服を着られ、お風呂に入って、

雨露しのげる屋根の下で眠れるだけでも幸せ。

飢えずに生きていられるのも幸せ。

仕事ができるのも幸せ。

沢山の便利なものも持っている。

旅行に行けることも幸せ。

育ててくれた父母。

色んな知識を教えてくれた学校や本。

そして、それに携わった人々。

そうして、今という私がいる。

数えるときりがない。

それらの幸せの一つ一つにどれだけ多くの人の手が関わっていると知れば、

感謝しかないだろう。

当たり前に感じていることは、よくよく考えれば幸せのものなのです。

今あるものを数えてみよう。

幸せは今ここにあったんだねと感じられ、感謝になるでしょう。

そして、自分も幸せの手渡しの一員になろうと、今ある目の前の仕事も心を込められる。

そうして、またみんなの元に幸福を巡らせ、自分の元にまた帰ってくるのです。

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