受容
誰かを責めるのは自分が責められたくないから。(自分を責めたくないから。)
自分が悪いと思われたくないから。(思いたくないから。)
誰かが私を責めると「そんなことない。」
と自分を責めたくないあなたは
また、誰かの所為にしたくなる。
悪口も同じ。
自分の嫌な部分を他者の中に見ている。
だから、自分が悪くないと思いたいから、誰かの悪口を言う。
不安、焦りも同じ。
誰かが自分より優れている、先に行ってしまって自分が劣って見えるから。
焦って空回りして、自分が見えない。
私は誰かと同じでなくていい。
自分を振り返りながら、一歩ずつ前進すればいい。
昨日の自分より一歩でも進んでいれば、そんな自分を認めればいい。
去年よりもはるか前進していれば、自分で自分を褒めてあげよう。
私達は常に他者と自分を比べ、自分を嫌になっている。
自分を責める誰かに出会った時、
私を責めていた誰かも自分を責めたくなかっただけだと気付けば、ちょっと気持ちが和らぎ許せるでしょう。
誰かの所為にするのも、自分の所為にするのもやめたい。
そう思う時に(過去に誰かに責められ傷ついた自分に出会った時にも)こう言ってみる。
あなたは私が悪いと思いたいのですね。(私もあなたの所為だと思うけど。)
でも、私はもう、私の所為にもあなたの所為にもしたくないから、怒るのを止め、誰の所為でもないことを受け入れようと思う。(私は私もあなたも赦します。)
あなたはいつまで自分を私を責め続けますか?
相手に直接言わなくても、自分自身でそう言うだけでいい。
最初から悪いものなんてない。
ただ愛を貰おうと責めるから、愛を貰えなくなるだけ。
こうやって、自分を責めるのを止め、他者を責めるのを止め、自分を、他者を受け入れてみてはどうでしょうか?