ペット効果
1、身体的な健康が向上する
ペットと頻繁に外出したり、長距離を歩いたり走ったりして動くことで、飼い主の運動量が増える。
必然的に肥満率の軽減に繋がる。
2、ストレスと不安が下がる
ペットを飼うことで、「愛情ホルモン」「癒しホルモン」などと呼ばれる心を穏やかにし、ストレスを軽減するオキシトシンが放出される。
手術後の回復にペット療法を活用する人は、ペットなしで取り組む人よりも使用する痛み止めの量が少ないとのこと。
3、血圧とコレステロールが下がる
猫の飼い主は心筋梗塞や心臓血管系の病気で死亡するリスクが低い。
犬を飼っていると、心臓発作、脳卒中に寄与する要因である高血圧値・コレステロール・ 中性脂肪などの数値が低い。
また、ペットを飼うことは心臓発作経験者の生存率に大きな違いをもたらす。ペットを飼っている心臓病患者の28%が深刻な心臓発作を克服しているが、ペットを飼っていない心臓病患者の場合、生存率はわずか6%にとどまる。
犬を飼っている人はそうでない人と比べて、どんな原因であれ死亡率が21%低い。
オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが死亡率を下げる要因となっている。
4、規律正しくなる
糖尿病を患う10代の若者は、ペットを飼っていない場合より魚の世話をしていたときの方が病気をうまく管理していた。10代の若者患者は治療計画を守らないことで知られていたが、餌やりのスケジュールを守ることを仕事として与えられることで、一貫性を持ってより定期的に血糖値を確認していたとのこと。
5、幸福度が上がり、憂鬱な気持ちが減る
ペットは特に孤独の人や年配の人や病気の人が感じる憂鬱な気持ちを慰める。外傷後ストレス障害と闘う退役軍人も、ペットや介助犬を飼い始めることで気分が上がり、健康が改善するとのこと。
6、社会交流の機会が増える
複数の調査では、ペットを飼っている人は近所の人から「より親しみやすい」と思われるということ。
7、アレルギーを防ぎ、免疫力を高める
ペットとともに生活することで、アレルギー耐性ができ、免疫力も高まる。
ペットは喘息やアレルギーを引き起こす原因と見られてきたが、子どもの頃に犬と一緒に成長すると、免疫システムが強くなり、喘息に関係するアレルギーのリスクを軽減する。
幼少期に犬を飼うことで全体的な免疫系が向上し、アレルギーが緩和される。
子どもの免疫系が強化され病気になりにくいとのこと。
8、医療費削効果も期待できる
ペットを飼っている人は飼っていない人に比べて通院回数が15~20%少なかった。
ペットを飼うことでストレスのレベルが下がり、特にセラピーの現場で効果が現れている。そのため、現在、ペットは様々な治療や動物介在療法で活用されている。
また、重い病気にかかっても回復が早いという。
9、子どもの成長を支援する
ペットは、特に発達障害がある子どもたちに良い効果を与えると証明されている。注意欠如・多動性障害(ADHD)の子どもたちは、予測できるルーティンを持っているときの方が集中できるということが示されている。ペットを飼えば、こうした予想可能なルーティンを持つことができる。
自閉症の子どもたちは、動物をなでる感覚的な体験により癒やされ、社会的スキルも向上する。
10、再犯率が低くなる(心が健康、健全になります)
興味深いことに、前科のある人の再犯率は、動物を飼っている人のほうが低い。
実際に受刑者と動物をふれ合わせたりするという試みがされ、受刑者が犬と暮らすようになってから、刑務所内での暴力沙汰が著しく減少し、全ての受刑者が犬の訓練プログラムに参加できるわけではないが、参加者の再犯率はほぼゼロに近く、社会復帰も容易になっているとのこと。
参考元
https://matome.naver.jp/odai/2138518539803662001?page=2
https://www.lifehacker.jp/2019/11/to-have-dog-and-cat-is-good-for-health.html
https://forbesjapan.com/articles/detail/28204